Eclipseのファイル階層とディレクトリ(フォルダ)

 

プログラミングで作成するソースコードはテキストファイルなので
一般的なエディタで(メモ帳でも)作成することができるのですが、
プログラマーにはエディタにこだわる人が多いようです。

毎度、管理人イガジーです。

好きなエディタがあると、Eclipseなどの統合環境のエディタには
乗り換えたくないと思ってしまうものです。
何を隠そう、管理人イガジーもそうでした。
Eclipseのエディタに対する第一印象はあまり良くなかったのです。
でも、[CTRL]+[SPACE](Linuxでは [ALT]+[/])の「補完」を知ったら
もう、Eclipseが手放せなくなりました。違和感のあったエディタも
使っているうちに慣れました。
Eclipseを食わず嫌いしてる人は騙されたと思って、しばらく使って
みてください。便利な機能がたくさんありますから。

さて、そのEclipseは起動時にワークスペースを選ぶ所から始まります。
初期値は、workspace なので、そのまま使っている人が多いでしょう。

使っているうちにプロジェクトが増えてきたら、このワークスペース名を
変更して、すっきりさせる事ができます。
それまでのワークスペースには、File:Switch Workspace で選択すれば
戻れますし、Import で新しいワークスペースに取り込む事もできます。

Importの際に□copy にチェックを入れると、旧ワークスペースのプロジェクトは
温存されます(影響を受けません)。
□copy にチェックを入れないと、ファイル自体は旧ワークスペースのものを
そのまま使う形になります。旧ワークスペースに戻ったら、更新されている
ことになります。

ワークスペースは、ホームディレクトリ(個人別フォルダ)に生成されます。
プロジェクトは、その下のディレクトリ(フォルダ)が割り当てられます。
その下に、srcとbinというディレクトリができて、ソースコードは src の下に
格納されます。
パッケージを指定すると、srcの下にさらにディレクトリが作られます。
例えば、workspaceにProjというプロジェクトの、com.mltlabパッケージの
Sampleというクラスのソースファイルは
~/workspace/Proj/src/com/mltlab/Sample.java
になります。
パッケージ無指定の場合は、
~/workspace/Proj/src/Sample.java
になります。
バックアップを取りたい時は、対象のソースファイルをUSBメモリ等に
コピーするのが良いでしょう。
改造前に、旧版をとっておきたい時は、パッケージエキスプローラ
(左側窓)を使って、別のプロジェクトにコピーするのが手軽です。
その方法は、パッケージエキスプローラ(左側窓)から対象クラスを
右クリックして「copy」し、別のプロジェクトを右クリックして「paste」です。
(パッケージ名を変えて取っておくという手もあります。)

パッケージ名を長くすると、それだけ深いディレクトリ(フォルダ)に
なってしまうのがちょっと気になりますが、これはそういうものだ
と観念するしかなさそうです。

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