辞書的に比較とは?(文字列の比較)
朝晩は、ずいぶん寒くなってきました。
管理人イガジーです。
今日は、ちょっと気になった用語で「辞書的に比較」とは
どういう意味か、を書いておきます。
この用語は、例えば java API の String クラスのメソッド
compareTo(String anotherString)
2 つの文字列を辞書的に比較します。
などに登場してきます。
辞書というと、データベース的なモノ(日本語変換辞書とか、パスワード辞書等)を
連想してしまい、なにか特殊な辞書を使った比較方法なのか?
と思うかもしれませんが(そう思ったのは管理人だけ?)、違います。
この「辞書的」というのは、例えば英和辞典などにおける
「単語の並び順序」の意味です。
例えば、”abc” は
“abd” より「前」にあります。
“abca” より「前」にあります。
“ab” より「後ろ」にあります。
「辞書的な比較」における結果(戻り値)は
前にあれば マイナス値、
後ろにあれば プラス値、
一致すれば ゼロ(0)
になります。
等しい(一致する)かどうかだけが知りたい場合は
ゼロか、ノンゼロか、で判定すれば終わりなのですが、
並べ替え(ソート)をする場合は、
プラス/マイナスが役に立ちますね。
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