extends Frame するか、しないか
プログラムの書き方は1通りではありません。
山に登るのに様々なルートがあるのと同じように、好みや目的によって
色々な書き方ができます。
毎度、管理人イガジーです。
プログラムの書き方の事を「コーディングスタイル」と呼びます。
チームで開発する場合などは、その書き方(スタイル)を合わせるために
「コーディングルール」を作って、同じようなスタイルで書くようにします。
1人の場合はあまり関係ありませんが、最初のうちは色々な書き方を
試してみるのがよいのではないかと思います。
さて、本題。
JavaでFrameを使ったプログラムを作る場合に、
class MyProgram {
Frame f0=new Frame();
...
}
という書き方と
class MyProgram extends Frame {
....
}
という書き方ができます。
どちらが良いとか、悪いとか、いうものでもありません。
いわば「好み」です。(意味は少し異なります。)
「extends Frame」の場合は、
「private static final long serialVersionUID = 1L;」を書きましょう
とEclipseに促されます。
その代わり、と言いますか、
それ自身(Frame自体)を指すのが、this になり、省略もできます。
つまり、例えば
this.setSize(300,200);
this.setVisible(true);
は
setSize(300,200);
setVisible(true);
と書けます。
意味的には、extendsしない場合は
Frameを使い、そのFrameに色々設定をする。という感じです。
extends する場合には、
色々な設定をした(自分用の)Frameを作ってそれを使う。
という意味になります。
両方使ってみているうちに、なんとなくわかってくるのではないでしょうか。
この記事へのコメントはこちら