jarにする時にスプラッシュ画像も含める方法
Javaで作ったソフトを Eclipse上から動かしている間は簡単なのですが
単体で動かす場合は jar (java archiver)にしておくのが便利です。
毎度、管理人イガジーです。
そして、jar にスプラッシュ画像を埋め込んでおくと格好良いし、
起動までの不安(イライラ?)を緩和できます。
スプラッシュ画像というのは、起動するまでの待ち時間に表示する画像のことです。
Eclipseを使って、jar を作る際に、スプラッシュ画像を埋め込む手順を
紹介します。(画像は、pngあるいはjpegファイルとして、あらかじめ
用意しておく必要があります。)
ポイントは、jarファイルを作成するための manifest ファイルに
Splashscreen-Image: スプラッシュ画像ファイル名
を追記して、そのmanifestファイルを使ってjarを作る。ということです。
まず、用意したスプラッシュ画像ファイル(ここでは、sample.png とします)を
プロジェクト名フォルダに置いて、Eclipseで[F.5](Reflesh)を押して認識させます。
元となるmanifestファイルは、ゼロから作っても良いのですが
最初はEclipseに生成させましょう。
File:Export:JAR-Next をクリックしてソースファイル(,java)を選択します。
JAR file: の欄に、jarファイル名をフルパスで入力します。そして[Next]
もう1度[Next]
●Generate the manifestfile
の次の
□ Save the manifest in the workspace
にチェックを入れて、Manifest file:欄にファイル名を入れます。
この欄は / で始めて /プロジェクト名/ファイル名 を書きます。
例えば、Dentakuプロジェクトの場合は、/Dentaku/sample.mf などと書きます。
メインクラスを指定して(Broweを押して、出てくるメインクラス名を選択して [OK])
[Finish]をクリックすると、jar ファイルと共に manifest ファイル(sample.mf)が
生成されます。
それをEclipse で開いてみると
Manifest-Version: 1.0
Main-Class: Dentaku
などになっていると思います。
ここに
Splashscreen-Image: sample.png
と、用意したスプラッシュ画像を指定する行を追加し
Manifest-Version: 1.0
Main-Class: Dentaku
Splashscreen-Image: sample.png
にして、file:save
もう1度jarを作りますが、今度はjavaファイルだけでなく、
スプラッシュ画像ファイル(sample.png)にもチェックを入れます。
(プロジェクト名直下に置いたので、そこにあると思います)
そして、[Next][Next]を押し
今度は
● Use existing manifest from workspace
を選択します。
Manifestファイルは[browse]を押して先ほど追記した sample.mf を
指定します。
[Finish]で、jarを作れば、スプラッシュ付きの jar が出来上がります。
(1度作っているので、上書きするか?の警告がでますが Yesで大丈夫です)
いいね。